「にけ」の世界クラフトビールの旅

私、「にけ」は大のビール好き。旅をしながら醸造所をめぐりみなさんにお伝えします

ポーランドクラフトビール 醸造所

今回はポーランドクラフトビール醸造所を一箇所ご紹介いたします。

 

ポーランドと聞いてポルトガル?「え? どこ?」と思う方も多いと思います。

ポーランドはドイツ、チェコ、ロシアなどの国々に囲まれた国です。

ポーランドの首都はワルシャワ。成田から直行便で11時間くらいです。

 

今回はワルシャワから飛行機で一時間くらいの街「グダンスク」の醸造所をご紹介します。

グダンスクはポーランドの北、バルト海沿いに位置します。

大変きれいな港街です。

 

Craft Beer Central Hotel Gdansk

(クラフトビール セントラル ホテル グダンスク)

Podwale Grodzkie 4, 80-895, Gdańsk

http://centralhotelgdansk.pl/

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こちらの醸造所はホテルの中にあり、グダンスク中央駅前に位置します。アクセスも最高!!

ホテルの歴史は大変古いようです。100年以上前に建てられ、約10年ほど前に

リノベーションされたようです。ホテルの中もレストランも大変スタイリッシュです。

 

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時間や曜日によって弾き語りの人が居ます。なかなか良いムードです。

 

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ホテルの一階にあるとは信じられないですね!!

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今回はビールの写真はありませんが、一般的なIPAピルスナーもあります。

ホテルの1階がレストラン兼醸造所なので、ホテルを予約しておけば、思う存分楽しめます。食事も美味しいです。しかし、混んでいることも多いので予約するのがベター!

 

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少しグダンスクの街もご紹介します。

 

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街の中心。建物は市庁舎で前の噴水はネプチューンの噴水です。

約400年前に完成されたそうです。

 

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運河にはパイレーツオブカリビアンを彷彿するような海賊船?遊覧船が停泊し、観光客に遊覧船として提供しています。

運河を抜けて、バルト海に出るのは気持ちいいですよ!

 

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運河に沿って、レストランやお店が軒を連ねています。

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 グダンスクの旧市街地中心の広場。遠く正面に見えるのが「高い門 ブラマ・ヴィジンナ」と突起がある大きな建物が「黄金の門 ズウォタ・ブラマ」

 

 

 ここから世界的にも大変有名な悲劇の舞台「アウシュヴィッツ」の跡地をご紹介します。

 アウシュヴィッツは、第二次世界大戦ヒトラー率いるナチス軍がユダヤ人やポーランド人などを捕らえ、こちらの強制収容所に送られ、過酷な労働をさせられたのち処刑されました。その跡地が今現在博物館として一般に公開されています。

 

一度はシンドラーのリストなどご覧になった方も多いでしょう。映画の舞台になったところが博物館として見ることができます。

 

Auschiwitz-Birkenau(アウシュヴィッツ)

Grodzka 17 Krakow Polska

http://auschwitz.org/en/

 

 アウシュヴィッツクラクフ(ワルシャワから飛行機で約1時間)の街から車で2時間くらいのところに位置します。

アクセスは大変悪いので、ツアーで行かれることをお勧めします。

博物館はガイドが付いた20人くらいのパーティーで館内を回りますが、日本語のガイドは居ませんので前もって送迎の込みのツアーが最適です。

 

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こちらのゲートは映画でもシーンでよく登場するので有名かと思います。XーMAN ファーストジェネレーションのワンシーンで登場人物のマグニートがこのゲートを捻じ曲げるシーンで登場します。

ゲート上部に「ARBIT MACHI FREI」は「働けば自由になる」という意味。

 

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このような建物が30棟近くあったようです。

その中でピックアップして中をガイドしてもらいます。

上下の写真の鉄線には電流が流れ、逃げた人が焦げていたそうです。

 

建物の中には、当時使用されていたガス室も展示されて大変生々しかったです。

また、当時のまま絞首刑の台、銃殺刑の場所の壁がそのまま残っており、今でも花が手向けられています。

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建物の中には当時の収容者の遺品(かばん、靴、メガネなど)が一塊に展示されています。中でも驚いたのは収容者の髪の毛も集められ、それを使って敷物などにしていたと聞きました。

 

第二のアウシュヴィッツ

Birkenau「ビルケナウ」

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アウシュヴィッツからバスで10分くらい離れたところにある収容所。アウシュヴィッツとセットでツアーが続いています。バスも無料送迎してくれます。

 

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鉄道を使って各地から収容者を運んでいたとのことです。

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こちらもガイドが付いて建物の中まで案内されました。

アウシュヴィッツより広大で、周りにさえぎるものが無かったので冬は大変寒かったとのことです。

建物には、畳一畳ほどの小さい三段ベットがあり沢山の方々が収容され、すぐ側には簡易トレイ。ただの穴があるだけのトイレと一緒のところで生活されていたようです。

不衛生なので、夏は悪臭が漂い、病気になる人が続出したそうです。

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 線路の手前で電車から下ろされて、ガス室に直行になる人、ならない人に選別されていたようです。この場所もよく映画のシーンで有名なところですね。

 

 アウシュヴィッツとこのビルケナウを回るだけで3時間から4時間くらいかかったと思います。クラクフからのアクセスに時間がかかります。余裕を持ってスケジュールを経てる事をお勧めします。

 

如何でしたか。ポーランドには他にも醸造所があるようです。是非訪ねてみてください。

 

 次回はアメリカか、日本の醸造所どちらかをご紹介いたします。